Mac の Mission Control のにわかユーザーによるベスト設定。
個人的な Mac の Mission Control のベスト設定をメモ。
Mission Control の使い方の好み等
Mission Control の仮想デスクトップの分け方は人それぞれで、いろいろなやり方があると思う。 なんとなく以下の2つの派閥が大きいような気がしているが、個人的は 1 が好みだ。*1
- プロジェクトごとに仮想デスクトップを分ける。
- 目的ごとに分ける。たとえば以下のような感じ
また、個人的な入力デバイスの好みはこんな感じで、入力デバイスとしてはキーボードのほうが好み。
- 基本的にマウスはあまり使わず、できればキーボード操作で済ませたい
- 何が何でもキーボード操作にこだわる、というほどではない
Mission Control の設定
項目 | 設定値 |
---|---|
最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並べ替える | チェックしない |
アプリケーションの切り替えで、アプリケーションのウインドウが開いている操作スペースに移動 | チェックしない |
ウインドウをアプリケーションごとにグループ化 | チェックする |
ディスプレイごとに個別の操作スペース | チェックする |
最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並べ替える
この項目については「チェックしない」がベストでありマストだ。
Mac の ユーザーガイド には以下のように記載されている。
最近使用したデスクトップにより素早くアクセスできるようにします
Mission Control の仮想デスクトップは、ショートカットキー Ctrl-<数字キー>
で 仮想デスクトップ-<数字>
に一発で切り替えられる。
個人的には、このショートカットキーによるデスクトップの切り替えは、便利というかあって当然くらいの機能で、もしなかったら非常に不便なくらいに感じている。
しかし、「最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並べ替える」にチェックが入っていると、macOS によって仮想デスクトップが自動的に並べ替えられるようになる。仮想デスクトップが並び替えられると、仮想デスクトップに割り当てられた番号も変わってしまうため、Ctrl-<数字キー>
による仮想デスクトップ切り替えとの相性が非常に悪い。
したがって、「最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並べ替える」機能のチェックを外し、機能をオフにしておく。
アプリケーションの切り替えで、アプリケーションのウインドウが開いている操作スペースに移動
この項目についても「チェックしない」がベストでありマストだ。
Mac の ユーザーガイド には以下のように記載されている。
Spacesを使用している場合は、アプリケーションを切り替えたときに、そのアプリケーションのウインドウが開いている操作スペースまでデスクトップをスクロールします。
この機能がオンの場合、個人的には以下のようなユースケースでかなり不便さを感じる。
- デスクトップ1と2がある
- テキストエディターのウィンドウがデスクトップ1だけにある
- デスクトップ2で作業をしているとき、テキストエディターを使うためにタスクスイッチする
- テキストエディターのウィンドウはデスクトップ1にしかないため、デスクトップが2から1へ強制的に切り替わる
- デスクトップ1でテキストエディターのウィンドウを新しく開き、そのウィンドウをデスクトップ2へ移動する
したがって、「アプリケーションの切り替えで、アプリケーションのウインドウが開いている操作スペースに移動」機能のチェックを外し、機能をオフにしておく。
ウインドウをアプリケーションごとにグループ化
この項目については、チェックをしてもしなくても、どちらでもよいと思う。
個人的には、目的のウィンドウを探すために「ウィンドウのサムネイルを目で見て探す」ことはしないので、ウィンドウのサムネイルがどのように表示されているかはあまり重要ではない。 ただ、この機能をオンにおくとウィンドウがアプリケーションごとにまとまって表示されるので、各仮想デスクトップで起動しているアプリケーションをフワッと確認したいときには多少便利かな、と思う。
ディスプレイごとに個別の操作スペース
この項目については、チェックをしてもしなくても、どちらでもよいと思う。
個人的には Split View をよく使うので、この機能はオンにしている。
*1:このあたりの好みによって Mission Control の設定は180度変わると思う