Mac で tmux のプリフィックスを ctrl-b から caps lock に変えたら tmux 生活がすごく捗るようになったメモ。
はじめに
Mac で tmux のプリフィックスを ctrl-b から caps lock に変えたら tmux がすごく捗るようになったメモ。
自分は JIS 配列の Magic Keyboard を Mac に接続して使ってて最近は tmux を使い始めたのだけど tmux のプリフィックスの ctrl-b が打ちにくいというかなんか指が疲れるのを感じたので、tmux のプリフィックスを ctrl-b から caps lock に変えたらプリフィックスがすごく打ちやすくなって指が疲れやすいのも解消されて tmux 生活がすごく捗るようになったのでやり方をメモしておく。
このやり方は Home キーの機能を無効にしてしまうけど Mac のキーボードはもともと Home キーはないし個人的にはまったく不便は感じていない。普段は Vim キーバインドで作業してて 0 で行頭に移動するし Vim キーバインドじゃないとこでも大概は ctrl-a で行頭に移動できるし。
あとこのやり方は Karabiner-Elements を使うので Karabiner-Elements は事前にインストールしておく。
あと tmux とかのバージョンをメモしておく。
tmux のバージョン。
$ tmux -V tmux 3.2
macOS のバージョン。
$ sw_vers | grep Product ProductName: macOS ProductVersion: 11.3
Karabiner-Elements のバージョン: 13.4.0
tmux のプリフィックスを ctrl-b から caps lock に変更する
Mac の システム環境設定 > キーボード > キーボードタブ > 修飾キー を表示して Caps Lock キー のアクションを アクションなし にして OK ボタンを押す。

Karabiner-Elements の Preferences > Simple modifications タブ を表示と Add item ボタンを押して、From key は caps_lock にして To key は home にする。

以下を .tmux.conf に追記と tmux source-file </path/to/.tmux.conf> コマンドを実行すると caps lock が tmux のプリフィックスとして機能するようになる。すごく捗る。
set -g prefix Home unbind C-b bind-key Home send-prefix