GVim は vimrc で guifont を使ってデフォルトフォントを設定できる。Windows 版ではボールドやイタリックなどのオプションを指定できるが、めったに設定しないので忘れがちだ。この並びを思い出すのが面倒だったときのメモ。
フォント選択ダイアログでフォントを選択
メニューから [編集] -> [フォント設定] を選択するとフォント選択ダイアログが表示される *1 ので、使いたいフォントやスタイルを選択する。ここではフォントサイズ10の太字「IPAゴシック」を選択した。
フォント設定の確認
コマンドラインモードで設定を確認できるので、vimrc なり gvimrc なりで :set guifont すればいい。
:set guifont? guifont=IPAゴシック:h10:b:cDEFAULT
結論
こんな面倒なことをしなくてもヘルプを見れば全部書いてある。
Win32のGUIについて *E244* *E245* - フォント名には以下のオプションを指定できる。 hXX - 文字高が XX (単位はポイント。浮動小数点数でもよい) wXX - 文字幅が XX (単位はポイント。浮動小数点数でもよい) b - ボールド (太字体) i - イタリック (斜字体) u - 下線付き s - 打ち消し (文字を横切る線付き) cXX - 文字セットが XX。使用可能なものは以下の通り: ANSI, ARABIC, BALTIC, CHINESEBIG5, DEFAULT, EASTEUROPE, GB2312, GREEK, HANGEUL, HEBREW, JOHAB, MAC, OEM, RUSSIAN, SHIFTJIS, SYMBOL, THAI, TURKISH, VIETNAMESE ANSI, BALTIC 通常は "cDEFAULT" を使うとよいだろう。 オプションの区切りには ':' を使うこと。